プレーヤー内の 608/708 キャプションの名称変更

このトピックでは、608 および 708 の命名要件に準拠するために、プレーヤー内で HLS のキャプション トラックの名称を変更する方法を説明します。

HLS における 608 キャプション

608 キャプションは、CEA-608 キャプション、EIA-608 キャプション、または Line 21 キャプションとも呼ばれ、米国およびカナダにおける NTSC テレビのアナログ放送向けクローズドキャプションの標準です。608 キャプションはライブストリームに挿入でき、HLS の ts(トランスポート ストリーム)ファイルに混在する形で配信されます。

608 の仕様ではキャプション トラックのカスタム命名は許可されておらず、使用されている言語に関係なく、デフォルトでは常に CC1 または CC2 という名称になります。

キャプションの名称変更

Brightcove Player 6.56.0 以降では、プレーヤー設定を使用することで、608 の要件に準拠するようキャプション トラックの名称を変更できます。プレーヤーの JSON に、以下を追加してください。

単一言語

"hls": {
          "captionServices": {
            "CC1": {
              "language": "en",
              "label": "English"
            }
          }
        }

2 言語

"hls": {
        "captionServices": {
          "CC1": {
            "language": "en",
            "label": "English"
          },
          "CC2": {
            "language": "es",
            "label": "Español"
          }
        }

なお、プレーヤーの JSON 設定は Studio Players モジュール、または Player Management API を使用して編集できます。

708 キャプション

708 キャプションでは、別の変数セットや追加設定が必要になります。

単一言語の場合の 708 キャプションの形式は次のとおりです。

"hls": {
            "parse708captions": true,
            "captionServices": {
              "SERVICE1": {
                "language": "en",
                "label": "English"
              }
            }

複数言語の場合は次のとおりです。

"hls": {
            "parse708captions": true,
            "captionServices": {
              "SERVICE1": {
                "language": "en",
                "label": "English"
              }
              "SERVICE2": {
                "language": "es",
                "label": "Español"
              }
            }

この変更を有効にするには、“parse708captions” を true に設定する必要があり、また変数名は CC ではなく SERVICE に変更されます。

エンコーダーが 608 と 708 の両方のキャプションを送信しており、708 キャプションを非表示にしたい場合は、captionServices ブロックの直前に "parse708captions": false を追加してください。

"hls": {
        "parse708captions": false,
        "captionServices": {
          "CC1": {
            "language": "en",
            "label": "English"
          }
        }